振付進んでます!

みんなが集中して覚えてくれて振付がどんどん進んでいます

汗びっしょりになりながら、頑張って覚えてます。

レッスン後は、みんなのお顔は晴れやか。

踊るとすっきりとした気持ちになれますね❣


大人基礎ヘルシークラスでいつも真摯にレッスンなさっているMさんから、ご自宅のお庭の紫陽花をいただきました。教室の玄関に飾らせていただきました。

ハセガワ・メソッドの長谷川直志先生イラストが見えなくなるくらい大きい紫陽花です。
ありがとうございます

バレエ・メソッドについて、feelballetでは・・・

バレエには、いくつものバレエ・メソッドがあります。

メソッドというのは、方法という意味です。

デンマークの振付家オーギュスト・ブルノンヴィルによる、つま先の動きが素早いブルノンヴィル・メソッド、

イタリアのバレエダンサーだったエンリコ・チェケッティの、最強のアレグロ半端ないチェケッティ・メソッド、

ロシアのバレエダンサーのアグリッピナ・ワガノワの考案したワガノワ・メソッド、

英国ロイヤルバレエのRAD、

フランスのパリ・オペラ座のメソッド、

ロシア出身でアメリカの振付家ジョージ・バランシンのスピーディなバランシン・メソッド、

また、ローザンヌ国際バレエコンクールの審査委員長を務められたヤン・ヌイッツが考案した解剖学的見地から考案されたメソッド、

等々・・・

其々のメソッドは、異なる個性を持っている宝石のようです✨✨

そして、feelballetでは、CoolBalletの長谷川直志先生のハセガワ・メソッドを採用しています。

ハセガワ・メソッドは、上記のメソッドを長谷川先生自身が、海外で直にその教師陣から学んだ上で、考案構築されたメソッドです。

ところで、バレエ教室ではよくカウントで振付を行うことがあるのですが(1,2,3,4・・・という風に)

ハセガワ・メソッドでは、カウントは取りません。

空間の中で、流れる音楽の中で、踊り手の身体がそれを感じ取り一体となるためです。

カウントで踊ることに慣れていると、カウント無しで踊ることはとても難しく感じられる場合があるかもしれません。

実は私自身がそうでした。最後の一音、楽器の重なる音、聴いてなかったとことに気が付きました💦音楽を尊重していなかったのですね。

それから、上半身から動かすことで、下半身の位置が自然に決まるという学び、

腕の動きのタイミングの重要性、

正確で複雑なアレグロへ至るまでの順を追った指導法、

床の使い方、

有機的な動きの追求、

一つひとつ分解して学ぶ、特筆すべき美しい腕の動き、

その人の内包する力の発揮を促す、心の開放の重要性

そして、踊り手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、食事のお勉強も行います。

 

芸術は、計り知れないけれど・・・・

みんな、ひとり一人が、そのひとだけの世界を開くことができる、素晴らしい世界・・・

みなさん、がんばりましょうね。


長谷川先生は絵が上手ですね

<みんなへ・・・>

生徒たちへ・・・

発表会、お疲れ様でした!みんなよく頑張りました。先生は、みんなに助けられました。ありがとう。発表会が終わってしまったことに対し、寂しいって言ってくれる生徒もいて、ジーンとしています。
さて、日頃、みんなが習っているハセガワ・メソッドの長谷川直志先生から、みんなへメッセージが届いていますよ。長谷川直志先生のブログを読んでみてね。

Seri先生からは、学年別にメッセージを書きます^^

<こせいゆたかな、フィーバレエのせいとみなさんへ>

ようじさんへ、
こんかいはひとりだけのさんかだったので、しょうがくせいとおなじふりつけになりました。むずかしかったのに、よくおぼえて、しっかりできましたね。

しょうがっこう一ねんせいのみんなへ、
はつぶたいだけど、はつぶたいとはおもえないほどよいできでした。
むずかしいふりつけと、ばしょいどう、たちいちをおぼえること、でばんのおんがく、ぜんぶじぶんたちでできたね。けんかもあるがくねんだけど、まとまってきたね。

小学校2年生のみんなへ、
出番をまちがえそうになった先生のミスをカバーしてくれたね。ありがとう。
じぶんたちで、おんがくと、くうかんをはあくして立てたこと、すごいです。
タンジュも上手になってきました。なんかいもはっぴょうかいにでためんばーが、なかまをひっぱっていってくれたね。

小学校3年生のみんなへ、
とてもじゅうようで、むずかしいやくが、いっぱいだったね。やくがらによって、いろんな表情をみせてくれました。なかなかの役者でした。ジュニア1のくらすのなかではいちばんのおねえさんで、しかもまけずぎらいのみんな。なかまどうしのたすけあいもしっかりできてきたね。

小学校4年生のみんなへ、
初めてリーダー的な踊りもあり、振り付けた当初は、目が泳いでいましたが、それぞれ段々自信がついたようで、本番堂々と踊れましたね、心も強く成長したと思います。「地球にやってきた天使」では、ラスト本番いきなり変更したのにちゃんと、やりきってくれたね。ありがとう。

小学校5年生のみなさんへ、
初めて主役をやりましたね。真ん中で踊ること、責任、技術、見られるという重圧も体験しました。しかし、天性のアドリブの力がすごいです。これは、あなたたちの武器になりますよ。「地球にやってきた天使」では、ラスト本番いきなり変更したのに4年生たちといっしょに、ちゃんと、やりきってくれたね。ありがとう。

小学校6年生のみなさんへ
良くレッスンし、一生懸命取り組みましたね。努力した分、成果が出ていたと感じます。たくさんの出番は大変だったけれど、やりがいを楽しんでいたように思います。早替えのドキドキも体験しましたね。これからトウシューズも始まります。今の気持ちを大切に頑張ってほしいと思っています。トウシューズはむずかしいので、早く結果を求めると落ち込んだりうまくいかないこともありますが、他人と比べず、自分と向き合いコツコツと励んでください。

中学生以上のみなさんへ、
忙しい毎日の中、がんばりました。トウシューズのレベルもぐんと成長したと感じます。初パ・ド・ドゥ、初トウ、初主役級の役、初バレエの発表会など・・・形は違うけれど、みなそれぞれ挑戦してきたね。

抱えるもの、乗り越えるもの、困難、が多くなる年齢になりました。大人に近づくと、人生の課題が多くなってきます。大人でもです。(いつかわかるかもしれないけれど、年齢は関係なくです。)それらに向き合うのは辛いことですが、逃げても、また別の形でやってきます。人生というものは、そうなっているのです。
理由をつけて逃げず、焦らず、自分のペースで取り組んでください。
休み休みでも、いいのです。
バレエも、人生も、かならず応えてくれます。

継続は力なり。
これは、本当です。

先生は、最近こんな風に考えることがあります。

人生が、例えば、仮に90年だとしたら、
生まれた瞬間には、90年残っていて、
10歳には、80年残っていて
20歳には、70年残っていて
30歳には、60年残っていて
40歳には、50年残っていて
50歳には、40年残っていて
60歳には、30年残っていて
70歳には、20年残っている

自分の年齢を当てはめてみると、
ちょっと、ドキッとします。
後、○年、あっという間、何ができるだろう!と。

命に限りがあることをつい忘れてしまっています。
大切にしたいですね、いろんなこと。

中学生以上のみんなには、ついついお話が長くなってしまいました。
いつものことながら、ごめんね。

衣装たち、お疲れ様でした!!

<御礼、そして思い>

お陰様で、第9回発表会は、終演まで満席!という盛会に終えることができました。
皆様、お忙しい中、お越しいただき心より御礼申し上げます。
出演者はじめ、保護者、スタッフの皆様、多大なご協力をありがとうございました。
溢れかえったロビーでの皆様の笑顔が、今もまぶたの裏に焼き付いています。

今、こころ静かに
私と創作について、少し振り返ってみたいと思います。

2012年、10周年の発表会で、ホフマン原作をもとにした有名バレエ作品「くるみ割り人形」を恐れ多くも脚色、ネズミにかじられ、いじめられている人形とお菓子の精の国へ、主人公が助けに行く、というストーリーをつくりました。
これは、実は、ネズミは大人の象徴、人形やお菓子は子供の象徴としています。大人の身勝手さが、子供の芽を摘まないように・・・という願いを込めています。

その後、
「不思議な国のくるみ割り人形」では、迷子の幼い主人公が、ネズミ一家に拾われ、顔かたちの違いに、戸惑いながらも女性として成長するお話をつくりました。
「くるみ割り人形とドロシーばあさん」では、物を粗末にする、いじわるな子供が、夜中にゾンビに襲われ、心入れ替えるお話にしました。

さらに、2017年、15周年の発表会では、ホフマン原作からの有名なバレエ「コッペリア」を脚色しました。
バレエ「コッペリア」では、コッペリウスは、単に人形を作る、不気味で気がおかしい老人として描かれる場合が多いのですが、なぜそうなったのか、私なりの理由が欲しかったので、コッペリウスに愛する亡き妻がいたことにしました。亡き妻と再会し、引きこもらず生きる意欲を取り戻す物語としました。

この間、海外でご活躍されていたお二人の振付家の、長谷川直志先生、鞍掛綾子先生に何度も作品を依頼し、ご一緒にお仕事をさせていただきました。お二人から、美を求めて止むことのない心の純粋さ、意識の高さ、素晴らしいセンス、海外でのやり方など、たくさんの刺激を受け、多く学ばせて頂きました。

そして、2019年、今回、私はようやく自らの脚本で作品を創る勇気を持ちました。

「遊園地へ行こう!」
「地球にやってきた天使」

数か月あまりの生徒たちとの練習において、私自身、創作することを、とても楽しんでいましたが、多少の不安もありました。
もしかしたら、作品は独りよがりになっていないだろうか。と。

しかしながら、今、日々練習を重ねてきた生徒たちが、発表会を終わってしまうことをとても悲しんでくれたり、そして、観客の皆様に大いに楽しんでいただけたと伺うことは、大変うれしく、励まされ、力をいただいております。
ブラッシュアップして、いつか再演出来たらと願います。

心の声に耳を澄ましながら、歩いていきたいと思います。

(ちなみに、私の自作自演ソロは、これまで、たった1回だけ。
これを言うとよく驚かれるのですが・・・結構恥ずかしがり屋なのかもしれません。
これもまた、どうなるのか・・・
個人的に楽しみです。)

それでは、皆さま、
feelballet創作の海へ!
航海は、まだまだ続きますよ~。
多少スリルありますので、よろしく。笑
同乗してくださいね^^

来週から、またしごきます!


photo by Yukimi Sakashita