<映画、MR.GAGA>

12月、「MR.GAGA」の映画が、京都シネマで公開される。

私は、数年前、鞍掛綾子先生(a-core-dance arts studio) のGAGAのレッスンに出会った。

GAGAというのは、オハッド・ナハリンが編み出したダンスメソッドのこと。

GAGAに惹かれ、綾子先生にfeelballetでのレッスンをお願いした。

実は、その頃、思春期の子供たち対象には、

レッスンされていなかった。(今はどうなのか知らない。)

思春期は微妙なお年頃、

自分を解放するのが難しいということが理由らしかった。

綾子先生が、イスラエルのオハッド・ナハリンに電話をして、

レッスン許可をとってくださった。

「GO!AYAKO!」

だから、feelballetの生徒は、世界初、思春期のGAGA体験者なのだ。

オハッド・ナハリンのお母様は、フェルデンクライス・メソッドの先生。

小さなころから、ATMをして

身体の使い方、学ばれていたそうです。

Gaga

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<ボランティア公演ポスター>

デザイナー久安仰氏に依頼していた
ボランティア公演のポスターが出来て参りました。
公演まで、後2週間、
病院の廊下などに貼っていただいて、
クリスマスの彩を添えることができたら・・・
ほんの少しでも穏やかな気持ちが提供できれば・・・
と願っています。

2017_feelballet

可愛いデザイン。
癒されます。

<こどものことば>

幼児のこどもたちは

独特の世界を持っている。

まだ、世の中に出てきたばかりで、

社会の常識を与える、

おかあさん、おとうさんからの影響も

それほど受けていなくて、

そのまんまその子である。

それは、だんだん影をひそめていくのだろうが、

その子の一生変わらない部分だろう。

レッスンの中で、

頭の上に両腕を上げて、丸い形を作ってから横に広げた時、

「お月さまが、溶けるように・・・」

と、〇ちゃんが、言う。

「今日は、光が当たると色が変わる靴を履いているの。」

と、△ちゃんが、言う。

思春期になって、

大人になって、

道に迷ったとき、

思い出してほしいな。

自分を生きるために。

<初舞台の子もがんばりました!>

昨日は、小1から小3までの子供たちが集まって、

ボランティア公演で踊る演目を

幼児クラスのみんなの前で踊りました。

保護者の方もたくさん来ていただいて、

予測よりいっぱいでした。

ありがとうございます!

人前で踊ることは、

とても勇気がいります。

初舞台でなくても

右も左もわからなくなったり、

頭が真っ白になったりということは、

私だってよくあります。(汗)

ボランティア公演の予行練習のつもりで行ったお披露目。

(病院での公演は、いつも場当たり無しのぶっつけ本番なのです。)

結果は・・・・

振りがどんどん速くなってしまったり、

舞台の真ん中のがどこかわからなくなったり・・・。

(たぶん、本人は気が付いてない?)

良い勉強になりましたね。

本番は、もっともっと多い人の前で踊りますよ。

お家でも、練習してくださいね。

私は、観に来てくださった保護者の皆様の包み込むような温かいまなざしにちょっとうるっときていました。

幼児の生徒たちも、一生懸命観てくれて、

すてきなクリスマスプレゼントになりました。

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当日配布用の手作りのプログラムです。

<ボランティア公演、無事終了しました。>

12月22日(金)、三菱京都病院での

ボランティア公演、無事終了しました。

S先生はじめ、病院スタッフの皆様と、

feelballetスタッフ、保護者の皆様のお陰です。

ありがとうございました。

病院のスタッフの方々の大きな組織の連携プレーは

それはそれは頼もしく、

美しさすら感じました。

勉強になりました。

 

終演直後、病院の事務の方から、

予想以上にベッドのまま、車いすのまま来られた方が多くて驚きました。

(久安氏のポスターと、病院さん側の周知のお陰ですね。)

お客様からも、大人の踊りは見ごたえがあり良かった、

子供たちは一生懸命で可愛かった。

良いブログラムですね。

と、お声を頂きました。

広々とした1階ロビーには患者の皆様、

そして、2階の吹き抜けからは、白衣の先生方がぐるりと取り囲むように観てくださいました。

何とも言えない光景、空間の中、皆、よく頑張りました。

まず、私が、一番初めに踊りました。

踊りながら、大きく腕を広げた瞬間、

ちょうど、ベッドと車いすで来られた患者様の目の前でした。

愛が届きますように・・・!

と、心の中で祈りました。

自分の出番の後は、じっと舞台の裏から、

生徒たちを眺めていました。

初舞台の小1の2人は、「赤とんぼ」を

やさしく、ていねいに踊りました。

ふたりにピッタリの演目でした。

初舞台の子を含む、小学校低学年の生徒たちは、

「トルコ行進曲」を

かなり緊張しながらも、笑顔でがんばりました。

「元気をプレゼントするぞー!」という

キラキラのエネルギーいっぱいの踊りでした。

小学校高学年は、「仲良し」と「ナポリ」。

思春期でちょっぴり恥ずかしいけれど

それぞれに精いっぱいの笑顔を見せて、

女の子らしい素敵な踊りでした。

一番いっぱい練習したグループです。

とても上手になりました。

中学生は、「雨に唄えば」。

そして、それぞれのバリエーション。

難しいテクニックに拍手いっぱいもらえましたね。

段々、お姉さんの踊りになってきました。

高校生以上の生徒たちは、

「浜辺の歌」、

そして、

「My heart will go on」。

3人がしなやかに曲線を描き、

女性らしく、

表情も美しかったです。

曲線の美を大切にするハセガワ・メソッドが、

息づいてきているのを実感しました。

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(お身体がつらいのに、最後まで観ていただき、

温かい拍手をたくさんいただきました。)

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(病院のスタッフさんから素敵なお花を頂きました。)

 

<病院から頂いたメール>

ボランティア公演を行った三菱京都病院の担当の方から、メールを頂きました。

患者様が喜んでくださっていたことを改めて実感することができ、とても嬉しい内容でした。

また、医療現場の中にいらっしゃる方だからこそわかるご感想をお聞かせいただき、心動かされました。

ご了解を得て、ブログに掲載させていただきます。

以下、原文ママ

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当日にいろいろバタバタしてしまい、申し訳ありませんでした。

 

個人的には色々反省する点があるのですが

病棟師長から患者さんが喜んでいたことを聞いて、ひとまずほっとしています。

 

みなさんのバレエ・コンサートで

患者さんの病気による憂鬱な気持ちが癒やされたと思います。

 

また、日常的に病気の人に接することで、

医療者として鈍感になっている部分があると思います。

 

こういった機会に、患者さんの人間的な心の動きを知ることが

医療に携わる者としても大切なことだと思います。

 

患者さん、スタッフともに良い機会を与えていただき、ありがとうございました。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

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<I'll make my dream come true.>

ひとりのちからは小さいけれど、

勇気があれば、

動くはず。

ひとりのちからは小さいけれど、

みんなが集まれば、

動くはず。

愛がいっぱい、この世界にあふれてほしい。

私のいのちが明日もあるかは誰も知らない。

だから、

黙ってないで、

言ってみるよ。

やってみるよ。

私が倒れるその日まで。