2023年を、振り返る

2023年、春にコロナがインフルエンザと同等の扱いとなり、いろいろなことが良い方向に変わった気がします。

例えば、いつも発表会で使用させて頂いている市のホールの制限(お客様の客席数、ソーシャルディスタンス、消毒など)がなくなり、ずいぶんありがたかったです

それから、

OGの小原麻里先生が、ドイツのバレエ学校でバレエの先生として活動開始されました。遠い国で頑張っておられます!

コロナ禍でストップしていたボランティア活動も再開しました。

長年の夢だった、医療とダンスの懸け橋「Smile with Dance (スマイルウィズダンス)」のホームページが出来た記念の年になりました
小原麻里先生はじめ、アシスタントの花音先生、高校、大学生のSTのメンバーが早速登録してくださいました。

レッスンでは1人1人が

トウで少しでもきれいに立つために一杯練習し

ソロで踊ることの大変さと楽しさを経験し

受験を控えながらレッスンを続け

学校が遠くなって通いにくくなったのに頑張り、

其々の状況にチャレンジしました。

心身の成長が嬉しいです。

プレ&キッズのみんなも、ご家族に見守られ、たくさんできることが増えました✨

大人基礎ヘルシーバレエの方々は、フェルデンクライス・メソッドなどコンディショニングをバレエのレベルアップに活かされているのを実感します

今年も本当にたくさんの温かいご協力とご支援をありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。

ボランティア公演用のポスター作り

10月9日の発表会が終わったら、次の舞台は11月、病院でのボランティア公演です。
ポスターに掲載するための写真撮影をしました。
初めは表情が硬かったけど、自分のおじいちゃんや、おばあちゃん、家族が入院していて、元気になってほしい気持ちを想像してごらん。というととっても愛情豊かな表情に🥰

医療施設でのバレエ公演

コロナ以前のように、徐々にバレエ公演のご依頼もいただくようになってきました。

コロナが、インフルエンザと同じ5類になったことで、少しずつ何か変化しているのを感じます。

こつこつと生徒達と医療施設で公演を続けることで、バレエを学ぶちいさな子どもたちの良い経験になってくれることを願います。

そして、いつかSmile with Danceというダンサーのお仕事の幅を広げる活動へ、繋がるといいな。

ダンスが観る人の心を癒し、気持ちを明るくしてくれる、その効果を、1人でも多くの方に知って頂きたいなと、今日もまた1歩、明日もまた1歩。10年後、20年後を夢見て

秋の発表会、全プログラム配役発表!

<第13回発表会プログラム>

日程:2023年10月9日(月・祝)
開演:夕方
場所:ウエスティ大ホール
全席指定席

2部構成の舞台です。(3部仕立ての予定でしたが、変更しました!

feelballetサポーター登録くださっている皆様には、メールでお知らせしますね。是非ご予定ください!

今年のメインの演目は、「くるみ割り人形とマイヤーおじさん」(The Nutcracker & Uncle Meyer)!

実は、2015年12月25日に 昼の部と夜の部、初の2回公演した、オリジナル脚本「くるみ割り人形とドロシーばあさん」(The Nutcracker & Grandma Dorothy)を今回更にアレンジしたものです。

昨年、発表会で「魔法学校(ウイッチスクール)」をご覧頂いた方は、続きの別ストーリーとしてもお楽しみいただけるように演出しています♪

第1部
小品集

1, pop1(題名後日)
Mちゃん、Cちゃん、Mちゃん、 Mちゃん
Rちゃん、 Hちゃん、 Iちゃん 、Sちゃん

2, PoP2(題名後日)
Kちゃん、 Yちゃん、 Kちゃん、 彩音先生

3, どんぐりコロコロ
Wちゃん 、Kちゃん

4, おぼろ月夜
Nちゃん 、Sちゃん

5, 赤とんぼ
Aちゃん 、Mちゃん

6, レイニーポルカ
Iちゃん、 Sちゃん

7, 春を待つ妖精たち
Fちゃん、 Hちゃん

8, 愛する人へ
Hちゃん 、Yちゃん

9, ワルティングキャット
Sちゃん

10,眠れる森の美女よりフロリナ王女のVa
Iちゃん

11,眠れる森の美女より優しさの精のVa
Mちゃん

12,ジゼルよりぺザントのVa
Cちゃん

13,ドン・キホーテ第3幕より友人Va
Kちゃん 初トウ

14,精霊の踊り
Mちゃん 初トウ

15,白鳥の湖よりパ・ド・トロワ第一Va
Yちゃん 初トウ

16,パキータよりパ・ド・トロワ
Kちゃん、 Aちゃん 、ヒロム先生

第2部

くるみ割り人形とマイヤーおじさん

「第一場」クリスマスパーティ

マイヤーおじさん(実は魔法学校の校長) ヒロム先生

<人形>

くるみ割り人形 Kちゃん

コロンビーヌ Aちゃん

ハレ―キン Yちゃん

<シュタールバウム家の家族>

お母さんローザ 彩音先生

叔母メリア(近所に住んでいる姉) Hちゃん

叔母ミーナ(近所に住んでいる妹) Aちゃん

マリー Mちゃん

フリッツ Kちゃん

ルイーゼ Yちゃん

<友人>

アマ―リア Cちゃん

リサ Mちゃん

エミリア Iちゃん

エリーザ Mちゃん

ララ Rちゃん

ミア Sちゃん

ソフィア Fちゃん

アンナ Sちゃん

イリーナ Hちゃん

レナ Sちゃん

リリー Iちゃん

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第2場「夢の国」

マイヤーおじさん ヒロム先生

マリー Mちゃん

フリッツ Kちゃん

ルイーゼ Yちゃん

<花の精>

Iちゃん、Mちゃん、R ちゃん、Sちゃん、Fちゃん、Sちゃん、Hちゃん、Sちゃん、Iちゃん

<スペイン>

Kちゃん、Aちゃん、Yちゃん

<あし笛>

Nちゃん、Aちゃん、Sちゃん、Mちゃん、Aちゃん、Wちゃん、Sちゃん、Kちゃん

<中国>

Cちゃん、Mちゃん

<トレパック>

Hちゃん、Aちゃん

<夢の国フィナーレ>

夢の国の住人たち全員

・・・・・・・・・

第3場「シュタールバウム家の居間にて」

お母さんローザ 彩音先生

マリー Mちゃん

フリッツ Kちゃん

ルイーゼ Yちゃん

マイヤーおじさん ヒロム先生

お楽しみに~~

医療とダンスの懸け橋 Smile with Danceサイト 制作中❣

今、医療とダンスの懸け橋 Smile with Danceのサイトを作っています。
作り始めて1年くらいは経っているかな・・・いや、もっとか・・・

早ければ、来年にはお披露目できたらと願っています

どんなサイトかというと、

ダンサーがダンスアートコミュニケーターとして、入院されている方や、施設にいらっしゃる方に、踊りが持つ生き生きとしたエネルギーを届け、治癒のサポートを行うお仕事をするための、医療とダンサーの懸け橋となるようなマッチングサイトです。

元々は、父の闘病の経験から始めた医療施設でのボランティア活動でした。
が・・・

ダンサーの社会的自立を目指したい長年の思いがありました。
現実になるまでに10年、20年、30年かかったとしても。

生徒やOGの中にも賛同してくれる仲間がいて、心強いかぎりです

併せて、ボランティア公演も続けていきたいと思っています。
なぜなら、子どもたちにとって発表会とは違う意味での、大切な学びのある機会となっているからです。
自分たちの踊りによって、暗かった表情の患者さんに「笑顔になってもらえた❣」のを間近で見る喜びは、かけがえのない体験です。

先日、コロナ以前にボランティアさせて頂いていた病院の先生から、そろそろコロナも類下げ検討されていると伺いました。
いよいよボランティア公演が再開できそうな社会状況になってきているようでした


↑サイトは完成していませんが、自分にプレッシャーをかけるために看板に載せましたSmilie with Dance

80代の生徒さんの話

身体のメンテのために定期的にセッションにお越しいただいている80代の女性の方。

今、沢木耕太郎さんという作家さんに夢中である。

私は存じ上げなかったのだが、写真を見せて頂くと、なかなか男前の方。

彼女は、「彼の文章が好き」って仰っていらっしゃるが、私に写真を見せてくださるのは、お顔もお好みなのだろう。

もしかしたら、ずーっと前に亡くなられたご主人様に似ていらっしゃるのかな?

いつになっても、きらきら少女のよう。

人生を楽しんでいらっしゃる。

photo by Yukimi Sakashita

ボランティア公演のこと、そして未来への思い

昨年末、これまで続けてきた、病院でのクリスマスボランティア公演が、できませんでした。

昨秋、病院の担当の方へ、今回は取り止める意向を伝えました。

「今は、集まって何かするということが全くできなくなりました」と、担当者の方から現状をお聞きしました。

この話をしたのは、まだ10月頃でしたので、今よりも落ち着いていたと思います。

長く入院されているご病気の方に、ひと時だけでも楽しみを・・・と願っても、動けない今。

できることはないか、できるようなスタイルはないか、考えていきたいと思っています。

例えば、今思いつくことでは、これまで行ってきたような団体で踊るのではなく、本当にさりげなく休憩所やご面会の場所で踊るとか・・・

元気じゃないと楽しむことできない・・・。

ただ、じっとして入院していないといけない日々、
痛みがあって辛い時も・・・、
それでも、少しでも体調が良い時に、
そばに楽しく幸せな時間があったら・・・
リアルに、人の体温が感じられる、エネルギーが伝わってくる踊りがあれば・・・

そういうシステムが存ることが許される時代を望んでいます。

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以下の文章は、当HPのボランティア活動ページの抜粋です。


<死ぬまで自分でありつづける>

ホリスティック医学の帯津良一さんの本、「一分間健康法」(ワニブックス出版・2014年12月25日初版・2016年4月10日6版発行)以前、読んでいたのを、再読しました。
「道化師」のところが、ずっと、気になっていたからです。154ページに、<死ぬまで自分でありつづける>という見出しがあります。
feelballetが、どうありたいか・・・
ここに、今私が考えることが書いてあるような気がしています。以下、本書より転載させていただきます。

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 私自身も作家でもないのによく原稿を書いています。短いのから長いのまで、まあじつによく原稿依頼が舞い込んできます。ありがたいことです。書き始めはいつも億劫なのですが、折り返し地点を過ぎるころになると心がときめいてくるのです。

締め切りが近づくにつれ、このときめきは弥が上にも膨らんできます。締め切りといえばすぐ思い出すのは「癌とたわむれて」(アナトール・ブロイヤード著・晶文社・1995年)です。アナトール・ブロイヤードはニューヨークの文芸評論家。

 前立腺がんの骨転移を告知されたとたんにときめきます。わが人生にも締め切りが設けられた。もはや一日一日がさりげないものではなくなった。危機の気配が漲ったというのです。

 ときめいて、よし!一戦交えてやろうと傍らを見ると、主治医がいかにも頼りなく見えるのです。がんのような手強い相手と戦うのにこれでは心細いということで、まずは主治医の交代を申し入れます。本当にそうですね。

 医療は戦いの最前線です。医師と患者は戦友の関係にあります。心を一つにして乾坤一擲を賭す関係ではありませんか。互いに一目も二目も置くことができて初めて戦友ではありませんか。

 また、入院生活を送るなかで、病棟の回診がなぜ医者と看護師だけなのだろうと訝しみます。占い師と道化師と詩人がいっしょに回診してくれたらと渇望するのです。なんともいえないいい組み合わせですね。

 そもそも医療とは治しと癒しの統合の上に成り立っています。医師と看護師だけだって治しと癒しの統合ができるはずなのに現実にはハードルに高いものがあるのでしょう。そこで占い師と道化師と詩人に力を借りようというのです。

 そして、次のようなひとりごとが自ら出てきます。

「病気であること、死にゆくこと。これは主としてかなりの程度まで、スタイルの問題だ。わたしは、病気の人たちーそして人間みないつかは病気になるーに次のことをいいたい。病気になり死に瀕したからといって、自分のなじんできた世界の終わりではない。自分自身でありつづけることはできる

 医療とは人間の尊厳を保ちつづけることをサポートするものだと思うようになりました。

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以上、原文ママです。

アストロジーボディワークを始めているので、占い師はできそうです^m^
誰か踊ってくれる人、募集しようっと!!

                                                                                                          Seri

photo by Yukimi Sakashita

<ジャズダンス、挑戦してます!>

ボランティア公演の最後にジャズダンスの動きを取り入れます。
只今、練習中!!
曲は、ミッシェル・ポルナレフの「シェリーにくちづけ」です。
小学6年生のみんなは、踊りのメリハリや、音をしっかりとらえることなど、
すみれ先生からの注意された部分をがんばっていました。
本番が楽しみです!
子供たちの可能性は無限。
The sky is the limit
ですね!

 

<ボランティア公演の練習続く>

今年も、三菱京都病院でボランティア公演をさせていただきます。
只今、出演予定の生徒たちは、みな練習がんばっています。
立ち位置の目印も、舞台リハも無く、ぶっつけ本番ですので、
ダンサーは空間把握の感覚を研ぎ澄ませる練習もしています。

さて、この舞台は、踊りはもちろんですが、特に笑顔がとっても大切。
笑顔いっぱい会場にお届けできるといいなと思っています。

でも、踊りは何かと難しい。
ついつい笑顔が消えてしまいます。
うーん、どうしよう。
そうだ!ひらめきました。
みんなでお顔のマッサージをすることにしました。
やってみると、すごく痛がる小学生が何人もいました。
マッサージ後は、自然に笑顔になれました。
なんと、小学生たちの顔の筋肉が固くなっていたのです。
そして、笑顔で踊ると、なぜか難しかったテクニックができましたよ!
一石二鳥ですね。

先生も、眉間にしわ寄せて、固い怖い顔にならないようにしないと、と思いました。
皆さ~ん、自分のほっぺ触ってみてください。
固くなってると、無表情になったり、怒りんぼうになっているのかもしれません。

スタジオにサフランの花が咲きました。