<始まり>

1月5日から、レッスンが始まりました。

小学生以上の生徒に、

今年の目標を短冊に、書いてもらいました。

その後で、1年前にそれぞれが書いた短冊を手渡しました。

各自、達成できているか、確認。

じっと、黙って読む子、言い訳してる子、いろいろです。(笑)

翌日午前は、大人基礎クラスでした。
偶然、新月の時間ぴったりにレッスン開始。

新月の時は、これから月が膨らむから、始まりに良い時期とされていますね。

大人の方も短冊も書きました。

きっと、実りがあることでしょう。

半年後、一年後が、もう楽しみです。

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photo by Yukimi Sakashita

<コンディショニングチェック!>

毎年、1月最終週は、

一年毎のコンディショニングチェック撮影をしています。

成長に伴い、

また、日々の体の使い癖に伴い
 

姿勢、筋肉の付き方、骨の並びは変わります。

それを、観察し、冷静にコントロールできる能力を
 

フィールバレエでは育てています。

身につけてしまえば、たとえバレエを止めても
 
その後の生活に役立つはずと思うのです。

さあ、今年は昨年と比べてどう変化したか。

小1は初写真撮影。
  

楽しみです。

2019年1月21日の満月写真をいただきました。

みんなの願いが叶いますように・・・!

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photo by NARUHISA NISHIMURA

<コンディショニングの成果は?>

1月の最終週、コンディショニング写真撮影終えました。

(feelballetでは立ち姿と柔軟性をみる写真を毎年撮って検証しています。)

結果は、立ち姿、良好!

今年は、小学生の低学年から大きな変化がみられています。

実は、最近調整法として取れ入れたのが、

フェルデンクライス・メソッドの「呼吸による背骨調整」。

これは、小学校1年の生徒たちにも

わかりやすくて、効果抜群でした。

バレリーナはアラベスクなどを形として捉え、固めやすいのですが、

私は、動きの一部として捉えてほしいと考えています。

つまり、空間でしなってほしいのです。

へびのように、動く背骨を持つダンサー、最高です。

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photo by Yukimi Sakashita

<楽しいDCクラス>

DCクラスは、ダンスを創造するクラスです。
毎回、面白い。
1度たりと同じレッスンはありません。
昨日はまた格別でした。

筋膜リリース&フェルデンクライス・メソッドで身体を緩めた後
ゆったりとした音楽の中、
スタジオはステージであるとイメージし、
生徒たちには、昔の自分に戻っていくことを指示しました。
上手奥でしばらく時間をとってから、生徒たちはステージへ。

小学校6年の頃の私で歩いたり、
小学校3年の頃の私で歩いたり、

小学校1年の頃の私で歩いたり、
幼稚園の頃に戻ったり。
時々、立ち止まり
お友達の様子を観察し合います。

跳ねるように歩く生徒・・・
自分の内側にいるシャイな感じの生徒・・・

小さかった頃の彼女たちが目の前にいるようです。

みんな、過去を思い出しながら、再現しました。

過去を演じたその後は、
まだ知らない20代や、30代、50代、70代、80代・・・
を想像して歩きました。

少し女性らしく歩く様や、くたびれて歩く様は
彼女たちの大人のイメージなのでしょう。笑

私は、「やがて死という瞬間を迎えました。
そのまま歩き続けるように」と言いました。

それを聞いて彼女たちは、一瞬立ち止まったようになりましたが、
すぐさま歩き方が変わりました。
それは、ステージの空気を変えました。

なにかしら静かで
張り詰めた
ブルーがかったような・・・

彼女たちにはどんな景色が見えていたのでしょう。
なにか感じているように私には見えました。

しばらくして、ステージの中心に行き、床をじっと眺めるように言いました。

上空から地球にいた自分を眺めてと。

彼女たちは、今まで演じていた幼児からの自分、成長していった自分、過ぎ去った人生を眺めています。

最後に、
思い思いのタイミングでステージを後にしました。

Well done!よくできました。

彼女たちは、ずっとDCクラスを受講しているメンバーなのですが、
自分を解放できる勇気が成長していると感じます。

心に響く踊り手になることでしょう。

そして、なにより、
明日からの一日一日を
かけがえのない貴重なものと、
大切に生きようと、
感じてほしいな・・・と
心から思うのです。

あなたが、あなたであるために・・・

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小さかったプシュケ。
つるにしたら、どうなるかしら・・・
今年は、冬の剪定を控えてみようと思う。

<第9回発表会日程決まる>

ようやく、発表会の日程が決まりました。

みなさ~ん、出演してくださいね。

この一年、時間をかけて取り組んできたことに、

これからの5ヶ月の練習を更に積み上げ、

この夏、みんなで花咲かせましょう!

<第9回発表会>

日程:2019年7月21日(日曜)

場所:京都市西文化会館ウエスティ大ホール

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<今年の発表会は・・・>

今年の発表会は

どんな風がいいかしら。

生徒たちのお顔を思い浮かべながら

ふあり、ふありと、

考えている。

幼い出演者が大半になりそうな

今年の舞台。

バレエを通して、
 
こころも、からだも
 
ハッピー!になれる、
 
そんな演目にしたいなあと 
 
思う。
 
楽しみに待っててね。

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photo by Yukimi Sakashita

マニュエル・ルグリ「スターズ・イン・ブルー」

昨日、ヒロム先生と大阪シンフォニーホールへ

マニュエル・ルグリ「スターズ・イン・ブルー」

を観てきました。

(私は大バカで、間違えてフェスティバルホールへ行ってしまい、シンフォニーホールへ滑り込みセーフでした・・・涙)

出演は、

ボリショイバレエ・プリンシパル、

オルガ・スミルノワ、

ボリショイバレエ・プリンシパル

セミョーン・チュージン、

ハンブルグバレエ・プリンシパル、

シルヴィア・アッツオーニ

(予定されていたウィーン国立バレエ・プリンシパル
木本全優さんは、骨折のため出演されませんでした。)

と、

マニュエル・ルグリ!

そして、日本の音楽家

田村響(ピアノ)

  
三浦文彰(ヴァイオリン)

滝沢志野(ピアノ)

ラストの作品は、新作世界初演

「OCHIBA~When leaves are falling~」

振付は、パトリック・ド・バナ
(最後、観客総立ち、長い長い時間のスタンディングオベーションだったのですが、その間、彼は舞台上から客席をスマホで撮ったり、おちゃめな振付家さんでした。)

 
全作品、とてもとても、素敵でした。
  
1000000000回逆立ちしたって届かない超美しいダンサーたちの
  
エレガントな踊り。

光り輝く眩しい光景。

特に、スミルノワさんには、

「あなたは宇宙のどこから来たの?」と聞きたくなるくらい。

  
素晴らしい音色と、踊りの調和に

音符と音符の間に切れるものはあってはならないと確信した時間でした。

 
ハセガワ・メソッドの長谷川直志先生は、

音楽はカウントしてはいけない、

 
音符と音符の間を踊らなくてはいけない、
 
と良く仰られますが、

その意味がよくわかりました。

ルグリという天才が、人生を積み重ねてきた年齢のこの時期、

その踊りを観ることができるということは

その人自身の人生そのものを見せていただくこと・・・

 
贅沢な時間でした。

今日は、京都バレエ専門学校主催の

ルグリの公開レッスン指導&お話し会が開催されるので、観てきます。

勉強してきますね!(ちょっと、気分はミーハーになってますが。笑)

3月17日は愛知県芸術劇場コンサートホールです。

ご都合の合う方は是非!

魂が洗われる時間になると思います。^^

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以下は、3月11日のプログラムです。

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<マニュエル・ルグリ公開レッスン>

昨日、京都バレエ専門学校の授業の一環として、

マニュエル・ルグリの公開レッスンが行われました。

音のとり方、体のクロスの仕方、音楽をカウントしない教え方、

すべてハセガワ・メソッドの長谷川直志先生に教えていただいていたことでした。

なにか胸がジーンとしてしまいました。

ルグリの実演は、音楽がはっきり見えました。

音を見せる音のとり方なんだと、実感しました。

私のこれからの課題です。

生徒たちに伝えられるよう、

次回の舞台で少しでも取り入れられるよう、

しっかり音楽を感じ、聞き、頑張ろうと思います。

それから、公開レッスンの後の質疑応答も素晴らしかったです。

ほんの一部だけ書きますね。
(覚書なのであやふやなところもあります。ごめんなさい。)

<日本のダンサーへのアドバイス>

・勤勉であること。(日本人は世界でもトップクラスだそうです。)

・自分を信じる。

 
・忍耐。
 
・深く自分の中から本当にこの仕事がやりたいのか明確にする。
 
・犠牲をたくさん払うこと(ルグリは練習することが好きだったから、犠牲とは思わなかった、とのこと。)
※ここで言う犠牲とは、いわゆる一般的なこともですが、その人の価値観で違うでしょうね。
 
・人と会う。いろんな世界の人を知る。
 
・楽器である自分の体を大切にし、いかに維持していくか。

などなど・・・

真面目で努力家のお人柄を感じました。

1964年生まれのルグリ。

彼は、新しいことをすることが好きだそうです。

校長、有馬えり子先生、素晴らしい機会をありがとうございました!

昨夕NHKの放送もあったようです。