<創作、始まる>

「自分で創作したい。」
と、中高生の数人の生徒が、言ってきた。
「えっ」
つばを飲み込む。
じーん。
<ソロを踊る、創る、実験する>
が、目標のサマーパフォーマンスという会。
4回目を迎え、それが形になって現れてきたのかなと、思った。
 
創作時間は、とても楽しい。
生徒たちに尋ねる。
表現したいものは、何なのだ。
生徒が、言葉を選びながら、話始める。
私は、生徒の言葉に耳を傾け、わからないことを聞く。
生徒が、私の質問に答える。
やがて、それぞれの求めるものが、
彼女たちの中で、はっきりし、あふれ出し、
目がキラキラと輝き始める。
でも、初めてのことで、どうやったら、いいのか
わからない。
言葉でなく、踊りで伝える振付という世界。
形にしようと、少しずつ少しずつ、
もがきながら、悩みながら、
彼女たちの楽しい旅が始まった。
ああ、頭の中で、浮かんだ振付が、
ドラえもんの道具でプリントアウトできたらいいのに・・・!
ね!
一人ひとり違う、生徒たちのこころの奥の世界に
触れることのできる、楽しい時間。
 

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今年、一番乗りのチューリップ。
球根はオランダ産です。
(昨年は、富山産でした。)