<おにぎりパワー>

またまた、暑くなってきた。
小4の生徒たちは、小3の時よりも
レッスン時間がかなり長くなっているので
体力持つかな?
と心配したけれど
なんのその。
へっちゃら。
「先生、今日、おやつに、おにぎりとトマトを食べてきたよ。」
「僕も、おにぎり食べてきたよ」
と、言う。
えらいね!!
そうそう、
レッスン前に食べるもの、
これ、とっても大事なんだよ。
お塩をきかせた、おいしいおにぎり食べてきてね。
ジュースや、お菓子、アイスクリームでは
すぐにしんどくなっちゃうよ。
明日も、暑いらしいよ。

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<ブラボー!ATM>

feelballetでは、
フェルデンクライス・メソッドの
ATM(アウエアネス・スルー・ムーブメント)を
取り入れている。
 
大人基礎クラスでは、毎回、
DC(ダンスクリエイト)クラスでも、毎回、
通常のバレエクラスでは、時々、
している。

時折、ATM後、びっくりするくらいの
変化が現れることがある。

首が長くなったり、
自律神経が整い
体の調子やバランスが良くなったり、
美しいスタイルや歩き方になったり、
ということは、
良く起こることなのだが、
本当に、この世の出来事か?
と思うくらい、変わる時がある。
と、興奮して書いても、
このブログを読んでいる方は、
なんのこっちゃ、
変なこと言うなあ・・・
と、いぶかしく思われると思うのだが・・・

昨日の、
ATMの後、ある大人の生徒さんの立姿が、
素晴らしかった。
 
私は、彼女を見ていて、
永遠にそこに立っていられるのではないか、
と思った。
そのくらいの安定性。
 
ぴたーっ!
張り付いている。
 
イエス・キリストのイメージ。
すーっと、たたずんで、
光り輝き、神々しい。
砂漠のような風景の中、
静かに布教して歩いているような、
そんなイメージだった。
(こんなこと、滅多に思いません。というか、はじめて^^;)

皆様、バレエ&フェルデンクライス・メソッドで、
ますます美しくなってくださいね!!

 

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たくさん、蕾がついてきたよ。
まだまだ、赤ちゃんなのかな。お花が重そうだね。

<フォンジュと、野球>

今日は、大人基礎クラスの生徒さんに
フォンジュ(片足によるプリエ)を教えた。

軸になる脚、右か左か
ひとり一人立ちやすさが違う。
個人の横すわりの癖との関係性や、
フェルデンクライスメソッド的ポイントも
入れながら、レッスン。
ああ、これって
王貞治の一本足打法に
繋がるね。
と、昭〇世代の会話が、楽しい。^^
みんなで、王選手(私の中では選手のまま)の物まね
しながら、フォンジュの研究。

レッスン終了後、
 
生徒さんが、帰った後、ひとり、
野茂英雄のトルネード投法の物まねして遊ぶ。^m^
 
フォンジュ(片足のプリエ)のバランスと、
素晴らしいエポールマン!
体幹のひねりによる強いエネルギーを持ったバランスの
美!美!
バレエにおけるエポールマンは、個人個人のセンスが問われる部分。
王選手と、野茂選手、
それぞれの美だと思った。
 
ハセガワ・メソッドの長谷川先生の言葉を、ふと思い出す。
「体を使ってやることは、すべて同じ」

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2018・5・29

 

こころを鎮める

先日の地震から、数日経ちましたが、
あれは、余震なのか、本震なのかは、
 
だれにもわかりません。
生徒たちは、
なにも口には出さないけれど、
何か、感じ、思っているように感じます。
これは、フェルデンクライス・ウエストジャパンの藤井里香先生から伺った話ですが、
阪神淡路大震災の時、タンスの下敷きになり
抜け出せなかったそうです。

その時、ふと、フェルデンクライス・メソッドを思い出し

体を緩められ、抜け出せたそうです。

また、コンテンポラリーダンス振付家の鞍掛綾子先生のご主人で、

元、イスラエル軍人指導者、現、空手、護身術指導者のモトさんから伺った話では、

心臓を撃たれても、その瞬間、それで、死ぬわけではないそうです。

その時死ぬのは、そのショックで、心臓が止まるからだそうです。

最後にもう一つ、

アメリカで起こった、9・11同時多発テロの時の話です。

私のフェルデンクライス・メソッドのトレーナーのフランク・ワイルドマン博士は

近くのビルの一室で生徒たちとATMクラスのレッスン中だったそうです。

急に外が騒がしくなり、異常事態に気が付かれたそうです。

そこで、レッスンに来ていた生徒たちに、「どうしますか。」と聞いたところ、

生徒さんたちは、みんな、そのままATMを続けることを選択されたそうです。

緊急の時に、こころを鎮めることは、

とうてい出来ないことです。

でも、知っているだけでも

役に立つことが

あると信じたいです。

以下は、知人に教えて頂いたサイトです。

地震が起こる前に、これだけはしておけ

地震が起こったらまずこれをしろ

〈本番、前日〉

明日、サマーパフォーマンス本番。

今日は、最後の合同練習。

無理せず、最後のチェックして、

明日、今の自分の最高に

なるように、もっていってほしい。

集中して、ケガのないように。

こころ、落ち着けて…

明日は、光り、輝く。

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photo by yukimi sakashita

<サマーパフォーマンス無事終了。>

出演者、そして関係者の皆様、サマーパフォーマンス、お疲れさまでした。

猛暑の中、観に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。

温かいご支援、ご協力、心より感謝申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・

舞台袖で、生徒たちをみていると、

舞台で踊るというのは、強烈な勇気がいることだと

今更ながら強く感じました。

バレエを習い、踊ることを選んでいるみんなは、

それだけ強い何かを持っているのでしょう。

自分を解放し、楽しんで踊る。

冷静に体をコントロールして、テクニックをこなす。

その時に集中する。

言葉にすると固くなってしまいますが、

年齢に関係なく、

みんながそうしていたと感じます。

今後、テクニックを強化しながらも、

一人ひとりの豊かで、底知れない個性を

伸ばしてあげたいなあ、それが私の仕事だ。と思いました。

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Kidsさん、
ふりつけとんでも、じぶんでつくっておどりきったね!せんせいはびっくりしました。すごいよ^^

小1さん、
ぶたいそででずーっとおどりつづけていたね。みんな、まじめなどりょくか!

小2さん、
一番やんちゃなみんな。「花」本番に間に合わせてくるとわかってたよ。やるね!

小3さん、小4さん、
緊張しながらも、お姉さんらしく、すてきに踊れるようになってきましたね。

小5さん、小6さん、
難しくなる技術。そして、先生から与えられた表現力の課題、古典Va。努力の結果出ましたね。

ST大人の皆さん、
勉強、仕事との両立、大変な中、できること精一杯がんばりました。
もっと、練習できてたら、、、という思いもあると思いますが、人生はどんどん、どんどん課題も責任も増えるのです。
それだけ、抱えられる大きさの自分になっているということ。
大丈夫。
どんなことも、続けなければ、結果はついてこない。
今、できることをやり切った自分に自信を持って、今日からまた歩んでください。

そして、プレのみなさん、はじめてのぶたいはたのしかったかな?
なかないでできたね^^

お衣装さんたち、お疲れ様!!

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<ふしぎなできごと。愛は、まわるよ。>

サマーパフォーマンスのひと月前くらい、
○ちゃんのお母さまが、
「よかったら、使ってください。」
と、限りなく新品に近いバレエ用ショーツ、ボディファンデーション、シューズを寄付してくださいました。
さて、ここから、アメージングストーリー始まりました。
[E:heart]
まず、本番がかなり近くなってから、(もう、注文は間に合わないかも。)急にバレエ用ショーツが必要になった幼児さん出現。
早速、出番!

[E:heart]次に、本番前夜、「ボディファンデーションを失くしました。」と、ジュニアの生徒さんのお母さまからの悲しそうなメール。
「大丈夫!あります!安心してください。」とお返事!
[E:heart]そして、本番当日。
2度あることは3度あるかも・・・と、ふと頭に浮かんで
頂いたバレエシューズをかばんに入れて楽屋入りしました。
プログラムは順調に進み、
いよいよ、プレバレエの生徒さんたちによる「初めてのレヴェランス」を残すのみ。
その時です。
袖で待機中の一人のプレさんが、自分の足を指さし、シューズがないことを、私にアピール。

えっ。

今?
えっ。
うそ。
こんなことある??

しかし、出番まで1分もない。

間に合うのか?
悩む暇はありません。
楽屋まで、必死にあのシューズを取りに行きました。

ぎりぎりセーフ。

シューズを履かせました。

サイズ、ぴったり。

神がかり的出来事のオンパレードでした。[E:heart]

<おめでとう!バレエカンパニー入団!>

ドイツにバレエ留学中の小原麻里さんから、

サマーパフォーマンスの直前に、応援のメールが届いた。

遠く離れて、3年目。

だけど、いつも、feelballetの舞台を気にかけてくれている。

「みんなの、練習が開花しますよう応援しております。」

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彼女は、9月から、イタリアのバレエカンパニーOpusballetにアバレンティスとして、入る予定だそう。

本当にうれしい。

超努力家の麻里さん。

小学校低学年の時、バレエを習い始めると、誰よりも早く週2回ペースのレッスンにした。

中学になっても、高校になっても、定期試験の真っ最中でも、受験期でも、関係なくレッスンに来ていた。

スタジオで、彼女を見ない日はないくらいだった。

踊りの世界に進むということは、一般的なことではない。
ご家族の進学就職などに対するお考えやご意向も、いろいろあったと想像する。

私も、麻里さんが、ドイツに行くことは、いろんな不安がよぎり、反対した。

でも、彼女は。自分の言葉で、必死に大人たちを説得し、切り開いてきた。

たくさんたくさん流した涙。

絶対に消せない強い思い。
実現することへの重圧と、現実という不安と戦っていた。
それらは、彼女をより強くし、海外では、困難を困難とも思わずに、楽しんでいるようにすら思う。

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彼女と一緒に学んだ時間を思い出す。
毎年のヤン・ヌイッツ氏の北海道バレエセミナー、
アメリカン・アカデミー・オブ・バレエのNYサマースクール
フェルデンクライス・メソッド、
GAGA、コンテ。
今思うと、世界中の国からジュニアが集まったNYサマーセミナーで、
彼女は、自覚したのではないか。
<私は、海外に行きたい>と。
高校の時、英会話はすでに習得していたようだが、
今では、ドイツ語習得はもちろんのこと、
いろんな国の言語を学んでいる。
以前、彼女が言っていた夢のひとつ。
「東京オリンピックで、通訳やりたい。」
それも、きっと、叶うね。

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麻里さんにしかできない、踊りを、表現を

そして、
人生を、

見つけていってください。