私の先生である長谷川直志先生のバレエ&栄養指導の下、
いつも、レッスンで、良い油を取りなさい!!
と、始終、私は生徒たちに言っているが、
でも、私自身が、ついつい、安いものに手が出てしまっていた。
ごめんなさい。
新年早々、こんな本を読みました。
「値段が高くても本物はごくわずか そのオリーブオイルは偽物です」
日本オリーブオイルソムリエ協会 理事長 多田俊哉 著
2016年6月初版 小学館
読んで、初めて、政治と金の生る木(実)!オリーブオイルの深い闇を知りました。
例えば、
他のオイルが混ぜられていたり、
腐敗したオリーブの実をしぼったり、
色付け、香り付けされたり
高く売れる「イタリア産」と書くために、いろんな手口を使ったり、
日本では「エキストラバージン」というラベル表示は、何の意味もないこと、
などなど・・・
著者の多田さんは、思い切って書かれたなあ、と思います。
読みながら、じゃあ、何を信じて買えばいいの?
と、思っていたら、
オリーブオイル業界から独立した第3者機関である日本オリーブオイルソムリエ協会のオリーブオイルコンテスト「OLIVE JAPAN」受賞品(2015年)が巻末に出てました。
日本オリーブオイルソムリエ協会公式サイト にも出てます。(2016年受賞品)
多田さんは、一生懸命育てられ、作られたオリーブオイルに順位をつけるというコンテストが嫌いなのだけど、この悲惨なオリーブオイルの世界を何とかしたいと、やむを得ず始めたそうです。
この日本のコンテストは不正が起こらないように厳密に実行されているようです。
あっぱれ日本!!!!
ご参考まで。