<LE RÊVE 夢>

2018年7月27日(金)、
京都バレエの「トリプル・ビル」
を観てきました。

第1部、「パキータ」、第2幕より
第2部 「ルレーブ 夢」
第3部、「バヤデール」第2幕より
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「ルレーブ 夢」は、
1890年あたりにヨーロッパで日本ブームだった頃の作品。
楽譜しか残っていません。

それを、京都バレエの有馬えり子先生が、故薄井憲二先生の作品への思いを引き継ぎ、パリ・オペラ座のファブリス・ブルジョア氏に振付依頼し、世界初演されました。
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私は、昨年12月、薄井先生のコレクションの展覧会で
この曲を聞きましたが、大変美しい曲でした。
CDはありませんか?と、聞きましたが、ありませんとのこと。
その直後、クリスマスに薄井先生がお亡くなりになりました。

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えり子先生は、どうしても、この作品を世に出したかったのだと思いました。
学校葬、日本バレエ協会葬を終え、たった半年足らずで、形にされたこと。
本当にすごいです。

実を言うと、衣装はどうするのかな、チュチュなのかな?
1890年に大人気だった舞台いっぱいに広がる大きな扇の舞台セットは、どうするのかな、と、不安と期待が入り混じった思いで、客席につきました。


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作品は、真っ暗な中、パリオペラ座のピアニストさんの生演奏から始まりました。
浦島太郎を思わせるような楽しいセット。
ファブリス・ブルジョア氏の洗練された振付。
扇の形でみせるドラマティックなライティング。
黒紗を使った舞台転換、1幕仕上げ。
衣装は変に気負わない和服。
と、踊りも演出も、とても楽しかったです。

オニール八菜さん、さすがDNA。
着物お似合いです。
彼女のなめらかなポールドブラ、脚さばきに
和服の袖、裾の動きが、なんとも美しかったです。
パリで、再演されるといいな。

他の2作品も良くて、
贅沢な公演でした。^^
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<TV放送のお知らせ>
NHK総合

ニュースほっと関西

814日 火曜日

18:10からです。

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昔のポスター、舞台セットの大きな扇が見えますよ。
1890年代、観客がとても驚いたそうです。[E:heart01]