DCクラスは、ダンスを創造するクラスです。
毎回、面白い。
1度たりと同じレッスンはありません。
昨日はまた格別でした。
ゆったりとした音楽の中、
スタジオはステージであるとイメージし、
上手奥でしばらく時間をとってから、生徒たちはステージへ。
小学校6年の頃の私で歩いたり、
小学校3年の頃の私で歩いたり、
跳ねるように歩く生徒・・・
自分の内側にいるシャイな感じの生徒・・・
小さかった頃の彼女たちが目の前にいるようです。
過去を演じたその後は、
まだ知らない20代や、30代、50代、70代、80代・・・
を想像して歩きました。
少し女性らしく歩く様や、くたびれて歩く様は
彼女たちの大人のイメージなのでしょう。笑
私は、「やがて死という瞬間を迎えました。
そのまま歩き続けるように」と言いました。
それを聞いて彼女たちは、一瞬立ち止まったようになりましたが、
すぐさま歩き方が変わりました。
それは、ステージの空気を変えました。
なにかしら静かで
張り詰めた
ブルーがかったような・・・
彼女たちにはどんな景色が見えていたのでしょう。
なにか感じているように私には見えました。
しばらくして、ステージの中心に行き、床をじっと眺めるように言いました。
彼女たちは、今まで演じていた幼児からの自分、成長していった自分、過ぎ去った人生を眺めています。
最後に、
思い思いのタイミングでステージを後にしました。
Well done!よくできました。
彼女たちは、ずっとDCクラスを受講しているメンバーなのですが、
自分を解放できる勇気が成長していると感じます。