〈本番、前日〉

明日、サマーパフォーマンス本番。

今日は、最後の合同練習。

無理せず、最後のチェックして、

明日、今の自分の最高に

なるように、もっていってほしい。

集中して、ケガのないように。

こころ、落ち着けて…

明日は、光り、輝く。

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photo by yukimi sakashita

<サマーパフォーマンス無事終了。>

出演者、そして関係者の皆様、サマーパフォーマンス、お疲れさまでした。

猛暑の中、観に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。

温かいご支援、ご協力、心より感謝申し上げます。

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舞台袖で、生徒たちをみていると、

舞台で踊るというのは、強烈な勇気がいることだと

今更ながら強く感じました。

バレエを習い、踊ることを選んでいるみんなは、

それだけ強い何かを持っているのでしょう。

自分を解放し、楽しんで踊る。

冷静に体をコントロールして、テクニックをこなす。

その時に集中する。

言葉にすると固くなってしまいますが、

年齢に関係なく、

みんながそうしていたと感じます。

今後、テクニックを強化しながらも、

一人ひとりの豊かで、底知れない個性を

伸ばしてあげたいなあ、それが私の仕事だ。と思いました。

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Kidsさん、
ふりつけとんでも、じぶんでつくっておどりきったね!せんせいはびっくりしました。すごいよ^^

小1さん、
ぶたいそででずーっとおどりつづけていたね。みんな、まじめなどりょくか!

小2さん、
一番やんちゃなみんな。「花」本番に間に合わせてくるとわかってたよ。やるね!

小3さん、小4さん、
緊張しながらも、お姉さんらしく、すてきに踊れるようになってきましたね。

小5さん、小6さん、
難しくなる技術。そして、先生から与えられた表現力の課題、古典Va。努力の結果出ましたね。

ST大人の皆さん、
勉強、仕事との両立、大変な中、できること精一杯がんばりました。
もっと、練習できてたら、、、という思いもあると思いますが、人生はどんどん、どんどん課題も責任も増えるのです。
それだけ、抱えられる大きさの自分になっているということ。
大丈夫。
どんなことも、続けなければ、結果はついてこない。
今、できることをやり切った自分に自信を持って、今日からまた歩んでください。

そして、プレのみなさん、はじめてのぶたいはたのしかったかな?
なかないでできたね^^

お衣装さんたち、お疲れ様!!

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<ふしぎなできごと。愛は、まわるよ。>

サマーパフォーマンスのひと月前くらい、
○ちゃんのお母さまが、
「よかったら、使ってください。」
と、限りなく新品に近いバレエ用ショーツ、ボディファンデーション、シューズを寄付してくださいました。
さて、ここから、アメージングストーリー始まりました。
[E:heart]
まず、本番がかなり近くなってから、(もう、注文は間に合わないかも。)急にバレエ用ショーツが必要になった幼児さん出現。
早速、出番!

[E:heart]次に、本番前夜、「ボディファンデーションを失くしました。」と、ジュニアの生徒さんのお母さまからの悲しそうなメール。
「大丈夫!あります!安心してください。」とお返事!
[E:heart]そして、本番当日。
2度あることは3度あるかも・・・と、ふと頭に浮かんで
頂いたバレエシューズをかばんに入れて楽屋入りしました。
プログラムは順調に進み、
いよいよ、プレバレエの生徒さんたちによる「初めてのレヴェランス」を残すのみ。
その時です。
袖で待機中の一人のプレさんが、自分の足を指さし、シューズがないことを、私にアピール。

えっ。

今?
えっ。
うそ。
こんなことある??

しかし、出番まで1分もない。

間に合うのか?
悩む暇はありません。
楽屋まで、必死にあのシューズを取りに行きました。

ぎりぎりセーフ。

シューズを履かせました。

サイズ、ぴったり。

神がかり的出来事のオンパレードでした。[E:heart]

<おめでとう!バレエカンパニー入団!>

ドイツにバレエ留学中の小原麻里さんから、

サマーパフォーマンスの直前に、応援のメールが届いた。

遠く離れて、3年目。

だけど、いつも、feelballetの舞台を気にかけてくれている。

「みんなの、練習が開花しますよう応援しております。」

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彼女は、9月から、イタリアのバレエカンパニーOpusballetにアバレンティスとして、入る予定だそう。

本当にうれしい。

超努力家の麻里さん。

小学校低学年の時、バレエを習い始めると、誰よりも早く週2回ペースのレッスンにした。

中学になっても、高校になっても、定期試験の真っ最中でも、受験期でも、関係なくレッスンに来ていた。

スタジオで、彼女を見ない日はないくらいだった。

踊りの世界に進むということは、一般的なことではない。
ご家族の進学就職などに対するお考えやご意向も、いろいろあったと想像する。

私も、麻里さんが、ドイツに行くことは、いろんな不安がよぎり、反対した。

でも、彼女は。自分の言葉で、必死に大人たちを説得し、切り開いてきた。

たくさんたくさん流した涙。

絶対に消せない強い思い。
実現することへの重圧と、現実という不安と戦っていた。
それらは、彼女をより強くし、海外では、困難を困難とも思わずに、楽しんでいるようにすら思う。

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彼女と一緒に学んだ時間を思い出す。
毎年のヤン・ヌイッツ氏の北海道バレエセミナー、
アメリカン・アカデミー・オブ・バレエのNYサマースクール
フェルデンクライス・メソッド、
GAGA、コンテ。
今思うと、世界中の国からジュニアが集まったNYサマーセミナーで、
彼女は、自覚したのではないか。
<私は、海外に行きたい>と。
高校の時、英会話はすでに習得していたようだが、
今では、ドイツ語習得はもちろんのこと、
いろんな国の言語を学んでいる。
以前、彼女が言っていた夢のひとつ。
「東京オリンピックで、通訳やりたい。」
それも、きっと、叶うね。

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麻里さんにしかできない、踊りを、表現を

そして、
人生を、

見つけていってください。

<余韻>

もうすぐ、7月が終わります。
舞台の、余韻がまだまだ残っている
生徒たち。

真摯にバレエの基礎に向き合い
休むことなくレッスンに来ている。

素直に、上手になりたい気持ちが
伝わってくるよ。

来年のみんなが、もう楽しみ。

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Designed by Akari Hisayasu

<うれしいこと、続くね>

feelballet卒業生で、デザイナーの久安仰氏、
毎年、発表会のパンフレットを作っていただいているので、
ご存知の方も多いと思います。
彼女は、この度、東急ハンズ主催の2019年度版年賀状デザインコンペにて、
大賞(1名)に続く賞である、優秀賞(4名)を受賞されました。
おめでとうございます!!
(出品ニックネームは、Gi)
受賞上位40作品をハンズが商品化して、全国のハンズ店頭とネット販売するそうです。
11月から店頭に並ぶとのこと。
楽しみができました。
皆様も、ハンズに行かれた際に、ぜひご覧ください。

どの生徒も、ひとつ、ひとつ、
じぶんだけのお花を、

ゆっくり、ゆっくり咲かせていく・・・

幸せ。

180727_234001_2
久安氏の干支だそうです。[E:confident]