先日の地震から、数日経ちましたが、
あれは、余震なのか、本震なのかは、
だれにもわかりません。
生徒たちは、
なにも口には出さないけれど、
何か、感じ、思っているように感じます。
これは、フェルデンクライス・ウエストジャパンの藤井里香先生から伺った話ですが、
阪神淡路大震災の時、タンスの下敷きになり
抜け出せなかったそうです。
その時、ふと、フェルデンクライス・メソッドを思い出し
体を緩められ、抜け出せたそうです。
また、コンテンポラリーダンス振付家の鞍掛綾子先生のご主人で、
元、イスラエル軍人指導者、現、空手、護身術指導者のモトさんから伺った話では、
心臓を撃たれても、その瞬間、それで、死ぬわけではないそうです。
その時死ぬのは、そのショックで、心臓が止まるからだそうです。
最後にもう一つ、
アメリカで起こった、9・11同時多発テロの時の話です。
私のフェルデンクライス・メソッドのトレーナーのフランク・ワイルドマン博士は
近くのビルの一室で生徒たちとATMクラスのレッスン中だったそうです。
急に外が騒がしくなり、異常事態に気が付かれたそうです。
そこで、レッスンに来ていた生徒たちに、「どうしますか。」と聞いたところ、
生徒さんたちは、みんな、そのままATMを続けることを選択されたそうです。
緊急の時に、こころを鎮めることは、
とうてい出来ないことです。