私たちが、踊ることで、誰かが、ひと時の笑顔になれたら・・・
ダンスと医療が手をつなぐことができたら・・・
そんな思いで、feelballetは小さな活動をし続けます。
2015年12月に、三菱京都病院にて初めてのボランティア公演を行いました。以来、ご縁により、公演を行わせていただいています。
生徒たちは、車椅子やベッドのままで観に来られた入院患者様のこわばった表情が徐々に和らぎ、にっこりされる様子を、踊りながら、目の当たりにしました。終演後、一人の生徒は「あの笑顔を消すまいと必死で踊った。」と言いました。「発表会で踊るより、ずっとすごかった。」と、ある生徒は言いました。
病院から頂いたメール(2017年12月)
当日にいろいろバタバタしてしまい、申し訳ありませんでした。個人的には色々反省する点があるのですが、病棟師長から患者さんが喜んでいたことを聞いて、ひとまずほっとしています。みなさんのバレエ・コンサートで患者さんの病気による憂鬱な気持ちが癒やされたと思います。
また、日常的に病気の人に接することで、医療者として鈍感になっている部分があると思います。こういった機会に、患者さんの人間的な心の動きを知ることが医療に携わる者としても大切なことだと思います。患者さん、スタッフともに良い機会を与えていただき、ありがとうございました。
(三菱京都病院 担当者様より)

feelballetのボランティアへの思い
私の父は、バレエ、ダンス、絵画、映画鑑賞や、登山、旅が好きな人でした。しかし、大きな病気になった時、これまで好きだったことと切り離されました。病院の廊下の大きな窓から外を眺め、壁一枚隔てた世界の違いに悲しみ、明日への不安に心が沈んでいました。
誰しもが、いつか経験するかも知れない、病気や入院。入院している時、楽しみがテレビのような機械だけでなく、間近で生の人間が踊るバレエを観る機会があったらいいな。生き生きしたダンスのエネルギーで、少しの間でも楽しくなれて、笑顔になれて、辛さや憂鬱が忘れられる時間があったらいいな。そんな日本に、世の中になったらいいな。
そんな思いを心の奥に持っていた時、feelballetの生徒さんで医師の方と繋がり、その方のお力添えで、上のような活動が始まりました。
feelballetは、こころ癒すことのできる踊り、そして、こころ優しい生徒たちを育てたいと思います。バレエの美しさは、こころを癒すことができると思うのです。
feelballetのボランティアと、feelballetを創立したSeriが立ち上げた「医療・介護の場にダンスを届ける活動」Smile with Danceは、「踊ることで、誰かの心に光を届けたい」という同じ願いを、違う形で実現しようとしています。医療や介護の場にダンスがある社会へ。その文化の種を、生徒たちと一緒に蒔き続けます。現在、feelballetのボランティア公演は京都市西京区内を活動エリアとしています。遠方へのご訪問は生徒たちの負担を考慮し、お受けが難しい状況です。西京区内の病院・施設からのご依頼をお待ちしております。 公演のご依頼・ご相談はお気軽にどうぞ。
