<フェルデンクライス・メソッド・・・たくさんの出会い>

GAGAでお世話になっている鞍掛綾子先生からのご紹介で、2つのワークショップを8月24日、25日に大阪で受講してきました。

一つ目は、

元、東京シティバレエのダンサーで、カナダでアレキサンダー・テクニックやフェルデンクライス・メソッドと関係が深い「ミツヴァ・テクニック」(ミツヴァとはヘブライ語で「自分のした良い行いが、自分に返ってくる」という意味)を学ばれ、ドイツで長く踊った後、シルク・ドゥ・ソレイユのソロ・ダンサーとして活動されていたという経歴を持つ谷よう子先生の提案されている「谷よう子メソッド」。

谷よう子先生は、長く怪我や痛みに悩まれていたそうです。

ダンサーのみならず、誰でも抱える姿勢の癖や痛みの改善について、首の部分を中心に教えていただきました。

人体を球体の重なりと考え、球体を回しながら八の字を描き、バランスを取るという考え方は、とても興味深かったです。

二つ目は、

長くフェルデンクライス・メソッドをされていたイラン・レヴさんが構築した「イラン・レヴ・メソッド」。

それをイスラエルのダンスカンパニーの現役ダンサー、今在家ゆう子先生(ユースアメリカグランプリ・ファイナリスト。ピッツバーグバレエシアタースクール留学。帰国後、劇団四季入団。退団後様々な活動される。)とアナトリー・シェンフェルド先生(お母様はキーロフバレエの元ファーストソリストだったそうです。)から学んできました。

私が、「バレエをフェルデンクライス・メソッドを取り入れながら教えています。」と自己紹介させて頂くと、ゆう子先生は「私もそんな風に習いたかったな。」って仰られました。私自身もそうだったらなって思います。

イラン・レヴ・、メソッドは、流行りのメソッドとのことで、シンガーやダンサーをはじめ、いろんな職業の方がそれの資格取得に来ているそうです。

ダンスワークショップの後、ゆう子先生に個人セッションも少ししていただき、フェルデンクライス・メソッドの個人セッション、FI(ファンクショナル・インテグレーション)との相違を体験してきました。

「施術者側が快適でないとクライアント側は快適ではない。」という教えはフェルデンクライスの指導者養成コースでも言われてきましたが、改めて再認識しました。

自然に、・・・無意識に、・・・起こる動きから始める。

赤ちゃんに学ぶ。

イラン・レヴさんはよく宇宙の話をされるそうです。

とても深いです。

それは、CoolBalletの長谷川直志先生から受ける気功の施術の際、無意識に生まれる動きを私に思い出させました。

人の可能性とは無意識下にあるのかもしれません。

どのメソッドもそれぞれ奥が深いことを感じさせられています。

出会うことができたこと

ありがとうございます。

追伸

ゆう子先生、アナトリー先生、どうぞ気をつけて帰国されてくださいね。

一日も早く戦争が終わりますように・・・・